こんにちは。
このブログでは、私が書いた二次小説をアップしていきたいと思います。
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こんばんは。
最近暑いですね。
雨が平年よりも少ないと言うニュースを聞いて、
雨降らないのは嬉しいけど、
雨降らないと困るな~とかワケ分からんことを思っていました。
今日は薄桜鬼のSSです。
オールキャラでシリアスめ。
最近暑いですね。
雨が平年よりも少ないと言うニュースを聞いて、
雨降らないのは嬉しいけど、
雨降らないと困るな~とかワケ分からんことを思っていました。
今日は薄桜鬼のSSです。
オールキャラでシリアスめ。
【幽霊の正体 前篇】
「は?幽霊?」
稽古の合間にかわされた雑談の最中、
いきなり出てきたその言葉に平助は目を丸くした。
「はい、ご存じないんですか、組長」
「俺らの間じゃ、結構な噂になっているんですが…」
「つってもなぁ、この時期に幽霊なんて言っても、
あんまし信憑性なくね? もう夏になるんだし。
つーか、どんな幽霊なんだ?そいつ」
隊士の話によると、その幽霊は
ここ一カ月の間に現れるようになったらしい。
いつも屯所の庭を、何か呟いたり泣いたりしながらうろついているらしい。
そして、女の姿をしているらしい。
その幽霊が出る時刻が丑の刻だというのだから、
よりいっそう気味が悪いらしい。
そのせいで、夜の見回りの押し付け合いが平隊士の間で発生しているらしいのだ。
「って、お前らな。新撰組の隊士なんだから、
幽霊くらいでビビッてどうするんだよ」
情けねぇな、と思いながら平助がそう言えば、
何を言ってるんですか、と隊士が迫ってきた。
「そりゃ、人間なら斬ればそれで終わりですけど、
相手は幽霊ですよ?実体がないんですよ?」
「そうですよ、へたなことして恨みを買ったらどうするんですか!」
「お願いします、組長!
組長のお力で、いえ、幹部の方々のお力で、
その幽霊を祓って下さい!」
いや、それ神社の仕事だし・・・
平助はそう思ったが、
必死な様子の部下に気圧されて、何も言い返せなかった。
「ったく、何考えてんだ、八番組の野郎は」
平助の話を聞いた土方は、眉間のしわをより一層深くして言った。
「でもねぇ、隊士の間ではかなり怖れられてるらしいよ、その幽霊」
「そうそう。なんでもかなり力が強いらしいぜ、そいつ」
井上と原田が平助の話に付け加える。
どうやらこの二人もそれぞれの組の隊士から
相談を受けていたようだ。
「へんなの。僕のとこはそんな話来てないよ。
一番組も夜警があるはずなのに」
沖田が不満そうに口をとがらせると、
「それはお前より幽霊の方がましだからだろう」
と斎藤が言う。
そういう彼も、三番組のものからは相談を受けていないらしい。
「斎藤はかてぇからなぁ」
と笑う永倉も、八番組のものから話は聞いていたらしい。
「何かの間違いってこたぁねぇのか?
正体見たり枯れ尾花ともいうだろう」
土方が言うと、平助が首を振る。
「もう一月だよ?土方さん、いくらなんでもそれはないって」
「もしかしたら、左之さんに袖にされた女の幽霊だったりして」
沖田が面白そうに原田を振り返ると彼は顔をしかめた。
「だとしたらなんで俺の所に直接こねぇんだ」
「えー?それは、左之さんがこんなにひどい人なんですよ~って
言いふらしに」
「言いふらさなくても、皆十分知ってるけどな」
「…総司、新八…おめぇら、そんなに俺の槍の餌食になりてぇか…?」
方向性を失いかけた話し合いを、土方が咳払い一つでおさめた。
「とにかくだ。そんな騒ぎになってるってんなら、仕方ねぇ。
今晩、そいつをどうにかするぞ」
「どうにか…って、どうするつもり、土方さん?」
身を乗り出した平助に土方は言った。
「とりあえず、そいつをおれたちの目で見てみる。
で、その後で策を考える」
「うわ、それ何の解決策でもないですよ、土方さん」
「やかましぃっ!俺はこの目で見たもんしか信じねぇんだよ!」
かくして幹部らは寝ずの番をすることとなったのである。
ーーーーーーーーーーーーー
いったんここで切りまーす。
「は?幽霊?」
稽古の合間にかわされた雑談の最中、
いきなり出てきたその言葉に平助は目を丸くした。
「はい、ご存じないんですか、組長」
「俺らの間じゃ、結構な噂になっているんですが…」
「つってもなぁ、この時期に幽霊なんて言っても、
あんまし信憑性なくね? もう夏になるんだし。
つーか、どんな幽霊なんだ?そいつ」
隊士の話によると、その幽霊は
ここ一カ月の間に現れるようになったらしい。
いつも屯所の庭を、何か呟いたり泣いたりしながらうろついているらしい。
そして、女の姿をしているらしい。
その幽霊が出る時刻が丑の刻だというのだから、
よりいっそう気味が悪いらしい。
そのせいで、夜の見回りの押し付け合いが平隊士の間で発生しているらしいのだ。
「って、お前らな。新撰組の隊士なんだから、
幽霊くらいでビビッてどうするんだよ」
情けねぇな、と思いながら平助がそう言えば、
何を言ってるんですか、と隊士が迫ってきた。
「そりゃ、人間なら斬ればそれで終わりですけど、
相手は幽霊ですよ?実体がないんですよ?」
「そうですよ、へたなことして恨みを買ったらどうするんですか!」
「お願いします、組長!
組長のお力で、いえ、幹部の方々のお力で、
その幽霊を祓って下さい!」
いや、それ神社の仕事だし・・・
平助はそう思ったが、
必死な様子の部下に気圧されて、何も言い返せなかった。
「ったく、何考えてんだ、八番組の野郎は」
平助の話を聞いた土方は、眉間のしわをより一層深くして言った。
「でもねぇ、隊士の間ではかなり怖れられてるらしいよ、その幽霊」
「そうそう。なんでもかなり力が強いらしいぜ、そいつ」
井上と原田が平助の話に付け加える。
どうやらこの二人もそれぞれの組の隊士から
相談を受けていたようだ。
「へんなの。僕のとこはそんな話来てないよ。
一番組も夜警があるはずなのに」
沖田が不満そうに口をとがらせると、
「それはお前より幽霊の方がましだからだろう」
と斎藤が言う。
そういう彼も、三番組のものからは相談を受けていないらしい。
「斎藤はかてぇからなぁ」
と笑う永倉も、八番組のものから話は聞いていたらしい。
「何かの間違いってこたぁねぇのか?
正体見たり枯れ尾花ともいうだろう」
土方が言うと、平助が首を振る。
「もう一月だよ?土方さん、いくらなんでもそれはないって」
「もしかしたら、左之さんに袖にされた女の幽霊だったりして」
沖田が面白そうに原田を振り返ると彼は顔をしかめた。
「だとしたらなんで俺の所に直接こねぇんだ」
「えー?それは、左之さんがこんなにひどい人なんですよ~って
言いふらしに」
「言いふらさなくても、皆十分知ってるけどな」
「…総司、新八…おめぇら、そんなに俺の槍の餌食になりてぇか…?」
方向性を失いかけた話し合いを、土方が咳払い一つでおさめた。
「とにかくだ。そんな騒ぎになってるってんなら、仕方ねぇ。
今晩、そいつをどうにかするぞ」
「どうにか…って、どうするつもり、土方さん?」
身を乗り出した平助に土方は言った。
「とりあえず、そいつをおれたちの目で見てみる。
で、その後で策を考える」
「うわ、それ何の解決策でもないですよ、土方さん」
「やかましぃっ!俺はこの目で見たもんしか信じねぇんだよ!」
かくして幹部らは寝ずの番をすることとなったのである。
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いったんここで切りまーす。
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プロフィール
HN:
瑠璃
性別:
女性
自己紹介:
好きなことは散歩、読書、料理、ピアノ、そしてもちろん創作。
基本おっとりたまに毒舌。
お誕生日は、薄桜鬼の千鶴ちゃんやってる人と、AAAでラップ担当の人と、金色のコルダ(無印)でトランペットやってる人と同じです。
好きな動物は猫・犬
でも自分を動物に例えるとカメレオン。
基本おっとりたまに毒舌。
お誕生日は、薄桜鬼の千鶴ちゃんやってる人と、AAAでラップ担当の人と、金色のコルダ(無印)でトランペットやってる人と同じです。
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